本プログラムでは若手研究者の海外や産学連携研究に参加させるため、メソ化学研究拠点を整備しています。海外あるいは産業との連携研究から、目的意識のある研究が可能になると考えています。既に大学にあるナノプロセス研究所などの施設を使用して、研究者が化学の知識の実践的な応用について展望を広げることができ、また、成果の社会への還元の重要さに気づくことを期待しています。
本プログラムでは、実践的化学英語コースを開講しています。このコースでは博士課程の学生に対して、ミシガン大学のテクニカルコミュニケーションの教授による1週間の集中講義が行われます。この講義はミシガン大学での合宿の形式で行われ、国際レベルのテクニカルライティングやプレゼンテーション能力の向上を目的にしています。
卓越した研究者を招く国際シンポジウムや海外の研究機関とのジョイントシンポジウムを国内外で開催しています。これによりそれぞれの研究分野に関係した最新の情報と研究成果を知ることができるとともに、若手研究者や博士課程学生が自分の研究成果を国内外先端研究者に発表し、議論を深める貴重な体験を重ねています。
研究成果の発表と議論を徹底的に行う合宿を定期的に開催しています。大学や企業に所属する気鋭の研究者をこの合宿に招き、厳しいコメントとともに博士課程の学生と時間無制限の議論を行うことにより、知識やロジカルシンキングといったスキルを身につけさせます。
本プログラムでは、トップランクの研究所や大学、企業の研究所を交換留学制度により経験させることで、研究者のキャリアパスを強力にサポートしています。この交換留学制度は大学のポスドクキャリアセンターの後援を受け行われています。また、早稲田大学では、高等研究所がテニュアトラック若手研究者をメンバーとして設立されています。